2台のGoProHERO5の電動スタビステー作成編 / 設定検証動画ができるまで。その5



レンコンです。







ゴープロの前回の続きです。


2台のGoProHERO5とX3000の電動スタビステー作成編 / 設定検証動画が出来るまで。その4





今回の「GoPro HERO 5の設定検証動画」は2台のGoPro HERO 5を使って撮影するのですが、今回GoPro HERO 5に新たに搭載されたEIS(ビデオ安定化)の性能を検証する撮影以外では、なるべく3軸ジンバル「Zhiyun Z1-Smooth-C」を使おうと考えているので、それに対応できるようなステーを作ることにします。






以前にも「GoPro HERO3+」や「SONY FDR-X3000」での撮影用に同様のステーを作ったことはありました。




GoPro HERO3+を2台載せられるようにステーを作った時の記事

Zhiyun Z1-Smooth-CにGoProHERO3+を2台載せられる3D撮影ホルダーを作ってみた♪【NO.1】



SONY FDR-X3000を2台載せられるようにステーを作った時の記事

FDR-X3000で3D撮影するための電動スタビホルダーを作ってみた。



ただしこれらは、2台のカメラを「Zhiyun Z1-Smooth-Cにだけ」載せられるようにしたステーであり、三脚などに載せられる設計ではありませんでした。



例えば、下の写真はX3000の時に作ったものですが「Zhiyun Z1-Smooth-C」との接続部は、自作の「L字のアルミステー」を使いZhiyun本体とカメラステーを5本のボルト・ナットで完全固定していました。




Zhiyun Z1-Smooth-Cのような「ジンバル」は、電源を入れたら後は自動でカメラを水平に固定してくれるので、本当に便利な機材なのですが、カメラとジンバルとの接続部などに少しでもガタツキがあったりすると、とたんに「異常振動が発生」してしまいます。

そういったことを避けるために完全固定としました。

このおかげで、安定した撮影が出来たことは間違いないのですが、その反面、取り付け・取り外しの時にはスパナやペンチ等の工具が必要となってしまったことが「面倒」な点だったのです。



そこで、今回は「Zhiyun Z1-Smooth-C」⇔「三脚等」間の付け替えが容易にできるような、「超便利ステー」の作成にチャレンジしてみることにしました。

イメージとしては↓こんな感じ。




何か良いものはないものかとネットで物色していると、こんな素敵なパーツを見つけました。






早速ポチリ……


到着~♪




「SmallRigラチェット」

大きなツマミがついているので回しやすそうです。

また、つまみを引っ張るとロックが外れてフリーになるため、つまみの角度を自由に変えることが出来るようになっています。

Zhiyunとの接続部はこのネジを使用すればすごく便利そうです。





次にGoProの固定方法です。

GoProの固定は専用設計のフレームやハウジングを使うようになっているので、これらを使って固定する方法が最も簡単です。

今回のGoPro5は防水仕様になったため、以前のような重くてゴツいハウジングが必要なくなり、軽量なフレームを使用して固定をするようになりました。


以前のGoProのハウジング


その為この専用フレームを使用しても重量の問題もさほど気にしなくて良さそうです。

しかし、GoPro HERO 5に付属していた純正のフレームは新たに買うと高いので、Amazonでサードパーティー製の手頃なものを入手することにしました。






早速同じものを2個注文。


翌日に届いたフレームは、値段の割には見た目も純正とさほど変わりないように見えました。




梱包もしっかりしていて、ちょっとしたメッセージカードも入っていたので、とても好感が持てました♪





早速GoProをセットしてみました。




作りはキツ過ぎずゆるすぎずで、すっとスムーズに収めることが出来て、しっかりとカメラをホールドしてくれているようです。





また、上部についている「ロック機構」は、固過ぎず軽く外すことが出来ます。

※ちなみに純正品はこの「ロック機構」の部分が大変硬い作りになっていて、開ける時は結構な力が必要です。





更に純正品にない良い点がありました。




サイドパネルはフレームを付けたままでも開けることが可能になっています。

※純正品はサイドパネルを閉じて使うか、あるいは取り外して使うかしか出来ません。





値段が安いのであまり期待はしていませんでしたが、作りもしっかりしていてとても良いものでした。

あえて難点をあげれば、純正品よりも少しゴツくてもっさりした感じがします(笑

ま、なれればそれほど気にはなりませんけどね。





それでは早速「超便利ステー」の制作に取り掛かります。





最初にフレームの加工をしていきます。




フレームの不要な部分をカットします。





次に「2台分のGoPro用フレームを接合するためのステー」をアクリル板で作ります。

アクリル板は↓のようなものを使用しました。







今回は3mmと2mmの厚さのアクリル板を使うことにしました。





「2台分のGoPro用フレームを接合するためのステー」は、ベースとなる板をアクリル板で作り、中央部分に「1/4インチナット」を埋め込みます。




「1/4インチナット」はAmazonで、↓のような袋入りのボルト・ナットのセットを購入。






届いた「1/4インチナット」の厚さは5mmです。




このナットをアクリル板の中にきれいに収めるためには、3mmと2mmのアクリル板を貼り合わせて中心に穴を開け、ナットを中に入れてから上下に蓋をすれば、ちょうどよい感じになりそうです。



アクリル板をカットして、下記の写真のようなパーツを4枚作りました。




長めに切った2mmと3mmのアクリル板を、接着剤で貼り合わせてドリルで穴を開けます。




更に、ドリルで開けた穴をヤスリを使って6角形に整えます。

「1/4インチナット」がすっぽり収まる大きさまで削っていきます。





アクリル板に開けた穴にナットがきれいに収まりました。




底面になる側に、1/4インチのボルトが通るくらいの穴を開けたアクリル板を貼り付けます。




上面は小さく切ったアクリル板を貼り付けて蓋をします。

※この大きさにするとGoProのフレームを載せた時に邪魔になりません。




これで「2台分のGoPro用フレームを接合するためのステー」の完成です。





先程加工した2つのフレームをアクリル用の接着剤で接合して「2台分のGoPro用フレームを接合するためのステー」の上に貼り付けます。




2台のカメラが平行に向くように、フレームの向きをきっちりと揃えました。




実際に2台のGoProをフレームにセットして、「マンフロットミニ三脚」に載せてみました。




いい感じですね♪

これでGoProを固定する部分は完成です。




ここからは今回の一番の難所、「ワンタッチ接続部分」を作ります。





構造はGoProのステーにアクリル板を縦に取り付けて、「SmallRigラチェット」をそこに通し、Zhiyun側へ取り付けた「1/4インチナット」へねじ込んで留めるようにします。



まず最初にZhiyun側の「接続部分」を作ります。

パーツはこんな感じで、アクリル板を数枚カットします。




今から作るパーツとZhiyunとの接続は以前にX3000の時に作った「L字アルミステー」使うことにしました。

※新たに「L字のアルミステー」を作ろうとも思ったのですが、これを作るのはアルミの削りカスが大量に出るし、ピッタリハマるように削っていくのが結構大変なんです(^^;


FDR-X3000で3D撮影するための電動スタビホルダーを作ってみた。


3mmと2mm厚のアクリル板を貼り合わせて、「1/4インチナット」が収まるよう、先ほどと同じように「6角形の穴」をドリルとヤスリを使って開けます。。

中にナットを収めて、「SmallRigラチェット」の軸がスムーズに通る位の穴を開けた、2mmと3mm厚のアクリル板を上下に貼り付けます。






出来上がったものに「SmallRigラチェット」をはめて穴の大きさを確認してみました。




問題なく入りました。



「L字アルミステー」を、今作ったパーツにアロンアルファで貼り付けて、横からビス2本で留めます。

それから、「L字アルミステー」のZhiyunへの取り付け方法は、Zhiyunに付いていた「6角ボルト」2本で取り付けるようにしました。

そのための穴も、「1/4インチナットの穴」の上下に開けておきます。




さらに、「補強用の板(5omm✕20mm✕3mmのアクリル板)」を下に貼り付けておきました。



出来上がったパーツをZhiyunへ取り付けてみました。




ピッタリ収まり、しっかり固定されているようです。

これでZhiyun側の「接続部分」が完成です。







今度はGoPro側のステーの「接続部分」を作ります。





「SmallRigラチェット」のボルトの長さと、取り付け部分の強度を考えて検討した結果、3mmのアクリル板を3枚重ねで作ることにしました。




アクリル板を3枚を重ねて接着します。

先程作ったZhiyun側の「接続部分」と合わせてみて、穴を開ける位置を決め「SmallRigラチェット」が入る大きさの穴をドリルで開けます。




出来上がったものに「SmallRigラチェット」を通してZhiyun側の「接続部分」にはめてみたところ「SmallRigラチェット」のボルトの長さが少し長かったので、厚さを調整するためにワッシャーを追加しました。




本当は「SmallRigラチェット」のボルトを、ヤスリで削って短くした方が見た目的にスッキリするのはわかっていたのですが、めんどくさくてワッシャーでごまかしてしまいました(^^;

でも結局、後でこれでもまだ長いことに気がついたので、最終的にヤスリで削って短くしました(笑




2度手間になるので、やっぱり手を抜いちゃいかんね……





さて、このパーツを本体に接着し、補強のために上下にアクリル板を貼り付けました。






これで「ワンタッチ接続部分」の完成です。




さて、ステー本体が出来上がったので、このステーに対してバランスが取れるようにウエイトを作ります。



Zhiyun付属のウエイトに、ワッシャーやナットを強力両面テープで貼り付けて、最後に黒いスプレーで色を塗りました。




なんどか試運転をして、バランスは取れたのですが少しZhiyunがぎこちない動きをしています。

全体的な重さが重いようで若干無理がかかっているようでした。



そこで、さらに軽量化をすることにしました。

穴を開けたり削ったり……




見た目が悪くなりましたが、仕方ありませんね(汗







さて、これでほぼ「超便利ステー」は出来上がりでしょうか。

問題がないのか最終チェックをします。

GoProをステーにセットしてテスト撮影をしてみました。



「SmallRigラチェット」のつまみが左側のカメラの、画面の左端に少し写り込んでしまいますね。




ボルトが飛び出し過ぎているのが原因のようです。





であれば、位置をずらしてみたらどうか?と思い、斜め下方向へ「SmallRigラチェット」を移動できるように切れ込みを入れてみました。






これでまたテスト撮影してみたのですがまだ写り込んでしまいます。

切れ込み作戦だけでは不十分でした。



最終手段として「SmallRigラチェット」の頭を少し削ることにしました。




これで、なんとか映り込みはなくなったようです。







ついに「超便利ステー」の完成です♪



「超便利ステー」の重さを測ってみました。




「超便利ステー」のみで106g




GoProをセットすると339gです。



それに対してウエイトは……




105gです。





さて、待ちに待った合体!





※緑色の小さいものはミニ水平器です(^^)

特に振動もなく安定して動いていますので、これで本当に完成です。







この「超便利ステー」は、Zhiyunとの付け外しは「SmallRigラチェット」のみで出来るので、とても手軽です。

さっと取り付けて、さっと取り外して、三脚に載せたい時はクイックシューを取り付けてセット完了!!

更に、GoPro専用のフレームを使っているので、バックパネルで各種設定も行なえます。

まさしく「超便利ステー」になりました。



僕が作ってきた自作のカメラステーの中では一番の出来上がりかもしれませんね(笑





最後にストラップも付けてみました。




さてこれで撮影機材は準備できたので、早速撮影に出かけましょう☆






次へ続きます。

GoPro HERO 5撮影編その1(茨城県内を色を求めて三千里?) / 設定検証動画が出来るまで。その6





レンコンでした。


GoPro HERO 5 Black設定検証レビュー本編はこちら☆








今日のネコさん♪






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