自分で「バイノーラルダミーヘッド」を作ってみた!


レンコンです。







日ごとに温度が上がってきて、夏日のような日も出てきましたね。

天気がいい日はどこかに出かけたくなり、カメラを片手に海や山へ行ったりしています。




そんな時に出来るならバイノーラル録音で映像を撮りたいので、以前作ったバイノーラルマイク、


200円以内で「バイノーラルマイク」を作ってみた。





これも持っていくのですが、録音するときには耳にはめるタイプなのでその場にじっとしていなければいけないし、ふとした拍子に鼻息などが録音されたりします(笑

そこで簡易的なバイノーラルヘッドを作ってみることにしました。





材料はこれ


ホームセンターで見つけた安売りの端材140✕40✕300です。



幅が頭の幅に近いのでこれにしました。



本当は何枚か重ねて、頭と同じような形にしようと思っていたのですが重たくなりそうなので、とりあえず平置きの2枚重ねにしました。

こうすれば録音するときに上にレコーダーやカメラを載せることも出来ます。



もしこれで作ってみて、うまくいかない場合は後から板を重ねていけばいいでしょう。





製作開始

頭の縦の長さと同じぐらいに切って角を落とします。


この二枚の間にマイクを挟んで作りたいので、2枚の板を繋げるのに「ダボ」を使おうと思います。

「ダボ」は家にあったお正月用の祝箸が丸くて良さそうなので使うことにしました。





木の4隅にドリルで穴を開けて


適当な長さに切った祝箸をボンドを付けて差し込みます。



上手く合うようにもう1枚にも穴を開けます。


うまくいきました(^^)


次はマイクを通す穴をドリルで開けます。

掘る深さがわかりやすいように、ドリルにビニールテープを巻いて印をつけます。



中心近くで表に出てくるように微妙に斜めに開けました。


左右の穴の出口が、ズレてしまいましたが気にしない(笑



次はこれに取り付ける「耳」を厚さ8mmのコルクで作ります。


大体3枚重ねると「耳」と同じくらいの厚さになるようなので、左右合計で6枚切り取ります。


それを耳の形になるように切り抜きます。


重ねてボンドでつけるとなんちゃって耳の完成!


ちょっと気持ち悪いかも……(笑





後はこれをさっき作った木の板の横に貼り付けます。

2枚の木をつなげた時に少し隙間が開くので、フェルトを貼って隙間を埋めます。


この前作ったバイノーラルマイクもセットします。



完成♪



「耳」の付近が少し隙間が開いているのでシリコンで埋めました。


最後に三脚に固定できるようにカメラネジを取り付けます。

カメラネジは1/4インチのネジで、ホームセンターで丁度いいサイズのものを見つけたのでこれを埋め込みます。


ドリルで少し小さめの穴を開けて、ハンマーで打ち込みます。


何回か打ち損じて違うところを叩いたあとがありますが目立たないところなので…(^^;





クイックシューアダプターをつけると完成。





試し撮りしてみました。

最初はグリーン豆の袋入、次は半分入っているペットボトルのお茶、最後はうちのネコ。

※なぜだか生まれた時から「にゃー」じゃなくて怪獣みたいに「ぎゃー」としか鳴かない(笑



海での録音は海風が吹くことが予想されますので、風対策をしようと思います。

ネットで探したら、手軽な方法がこちらの記事にあったので参考にさせていただきました。



http://gadget.akibazin.tv/483/



3枚299円のタオルハンカチをホームセンターで買ってきて、適当に切って覆い両面テープで貼り付けます。

そしてこうなりました。


板が外せなくなってしまった。

でも両面テープだからまた貼り直せばよいか。







実際に海で撮影と録音をしました。

カメラはPanasonicGH4、レコーダーはOLYMPUS LS-11です。

久慈浜海水浴場


阿字ヶ浦海水浴場


雑音(改造車の音や工場の音、カラス等)がひどかった為、途中を切って繋いであるので映像と音がずれてしまっています。

海の音などは通常録音とは違い音が回りこんで来るので、かなり臨場感がある音になっているようです。

これからは野外撮影のお供になんちゃってバイノーラルヘッドが役に立ってくれそうです(^^)









レンコンでした。



今日のねこさん。


ぎゃー!

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